読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いきなりdangoの挑戦

「明日は今日と違う自分になる」を目指して、読書、健康、子育てなどライフログ

日本農業への正しい絶望法 を読んで

日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)

日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)

 

我が家には、そこそこの田んぼと畑がある。

親父が、兼業農家だ。

 

TPP問題、農業ブーム、新規就農者補助など農業への手厚い補助等々が相まって、転職すると何とかやっていけるんではないか?

と常日頃考えていた。

ネット使って、おもしろいパッケージ、ストーリー、きれいな写真、こだわりをいくつか・・・

 

そんなつもりで、手にとって上記の本を読んでみた。

長年の不安的中!!!

あーやっぱりそうなんだ。

 

1、野菜がおいしくなくなっている。

肥料付け、農薬付け、農家の技能低下、農業指導者の指導力不足、指導者の意見を聞かない。

味の低下がわからない消費者

スーパーで買うキュウリが溶けるのも、キュウリ自体が弱くなっているからって話を聞いた気がする。

やっぱりおいしくなくなっているんだ。

 

2、技能集約型農業とマニュアル依存型農業

勘と経験、そして知識

農業を行う上で、天気のこと、森のこと、水のこと、土のこと、植物のことなど『農業をする』ことのプロであるのが技能集約型農業の担い手で

最小の投資で最大の効果を得ることができるので、環境に優しく、なによりおいしい野菜が作れる。

まさに、職人。

 

型にはまった農業を行うのがマニュアル依存型農業の担い手、兼業農家とか、一部の有機栽培農家とか、一種のばくちのにおいも感じる。投資がかさみ利益を上げることが難しい。なにより、職人が作る野菜に較べておいしくない。

 

職人はどんどん減っている。

 

3、農業は一人ではできない。

農業だから、時には農薬をまき、肥料を加える必要がある。畑の隣に住宅があったらその住民は迷惑に感じるだろう。

自分が丹精込めて作っている畑の隣が、荒れ果てて水はけもままならない状態だったら、いい野菜作りはできないだろう

農業は一人ではできない。地域の協力が必要である。

ただ、どんどん協力体制の維持ができなくなっている。

 

農業に対し、あまーい考えを持っていたが、絶望するしかないということがわかった。

しかし、技能集約型農業という生き方で、農家は生きていけることもわかった。

チャレンジするのもおもしろいかもしれない。